走高跳とわたし

中学生から陸上を続けています。私は、ハイジャンを通して多くのことを見て学びました。多くの経験をさせてくれた陸上競技に今は恩返しをする活動をしています。

踏切時に上むきに踏み切れない選手に関する新たな見解

私が昨年から教えている混成専門でハイジャンをやっている女子選手。

どうしても踏み切るときに踏切切る前に頭を寝かせてしまい踏切もそこそこに倒れるようにマットへ向かってしまいます。

 

 

 

これに対しては私は「上むきに踏み切る意識をして腕を上に上げて頭を寝ずに踏み切ってからクリアランスに入れ」という、もうそのまんまの力技の指導をしてきたのですが最近彼女を見ていて、この問題の根本的な原因は「頭が寝ることではない」という考えになりました。

 

「踏切前の助走の押し込みができない」

 

結果回り回ってこれに行き着きました。

彼女の踏み切りを見ると、リード脚が上がらない、身体から遠い位置を通るという特徴がありました。これは全て踏み切り1歩前の押しが足りないからです。押せないと重心が進まない効率よく踏み切りに重心を乗せることができないのです。

 

昨年見ていた男子混成専門の選手のHJ動画を見てみましょう。

 

 

彼も跳躍自体はまだまだなところがあるのですが、踏み切り前の押し込みはできています。よってレード脚が上にうまく上がっています。

 

ではどのようにして押し込みを作るのか

 

現在、私が考えているアドバイスや練習方法を少し紹介します。他にもいい方法があれば教えてください。

 

1、踏切前にわざと重心を落とす

踏み切り、前の助走で押し込めている選手は重心が落ちています。本当はわざと重心を落とさずに押し込みやすい体勢になるまで助走で待てれば良いのですが難しいと思うのでわざと重心を落とす方法を試してみます。

 

2、とにかくドリルで押す練習

アキレス腱伸ばしのドリルや、踏み込みドリル等で踏み切り1歩前の押し込みを練習する。 これは本質的に実際の動きに近いので良いと思いますが、指導の経験上押し込みができない選手はほぼ全員できません。これが笑 何が一番の近道かわかりませんがとにかく地道な練習の積み重ねかと思います。

 

ということで私は選手の指導の新しいアプローチをもっと探していこうかと思います。